みなさん、こんにちは。ご訪問頂きありがとうございます。
みなさん、毎日のお仕事で心身共に疲労してませんでしょうか?
筆者の知人も、会うたびに「仕事を辞めたい」と吐露しています。
「もう無理」と言いながら、10何年も同じ会社で働いている知人もたくさんいます。
筆者は、”長年、我慢して辞めずにえらいなぁ”と思う反面、
”それだけ嫌なら早く辞めればいいのに”と無責任に思ったりしてます。
「仕事に行くのが好きでさぁ。出勤時間が待ち遠しいよ。」という知人は皆無です。
今、アメリカでは【アンチワーク運動】というものが流行しています。
アメリカの掲示板サイトのスレッドから端を発したこの「アンチワーク」は、
コロナ禍で急激に認知度が上がりました。

直訳は労働反対ですが、完全な無職を訴えてるのではありません。

嫌な仕事であくせく働くのは辞めようという考えみたいね。

「仕事が全て」みたいな生き方への疑問、疑念を呈しています。

自分時間を大切にしたいといった事が根幹となります。
当たり前と思っていた仕事の拘束時間について考え直してみる時期が来たのではないでしょうか?
「この嫌な仕事をあと何十年続ければいいんだ」と辟易している方へ少しの一助になれば幸いですので最後までお付き合い下さい。


自分時間>仕事拘束時間

以前、当ブログで自分の時間をもっと増やしませんか?と提案をしたことがあります。
一般的な労働時間について、9時間拘束の8時間勤務は妥当なのでしょうか?
その勤務体系では、人生の大半を会社に捧げなければいけません。
自分時間確保の簡易表↓
8時間勤務 | 短時間勤務 | 無職 | |
拘束時間 | 11時間 | 6時間 | 0 |
社会の繋がり | 強 | 中 | 弱 |
社会的信用 | 強 | 中 | 弱 |
収入 | 従来通り | 減額 | 0 |
自分時間 睡眠7時間除く | 6時間 | 11時間 | 17時間 |
「自分時間」には、夕食やお風呂の時間等が入っていますので、
ゆっくりテレビを見たり、趣味にあてたりする時間は4時間もないでしょう。
日によっては、「自分時間」内にやり残した仕事をする時もあります。
従来の勤務体系では、1日のほとんどは職場にいることになります。
頭の中は常に仕事の事を考えてる人も、多いのではないでしょうか?
仕事脳からの脱皮。

仕事とプライベート、つまりオンとオフの切り替えは、なかなか難しいものです。
筆者も自宅に仕事を持ち込まない主義ですが、
頭の中では、つい仕事のこと、職場の人間関係のことを考えてしまいます。

不意に仕事のことを考えてしまうと、「あぁ、また考えちゃった」と自己嫌悪に陥ります。

一日の大半を職場で過ごしているんだから仕方ないわよ。

そういった煩わしさは、勤務時間の長短で変化します。
筆者の経験上、短時間勤務の職場では、あまり強い思い入れを持たないです。
自分時間中に考えたりすることは、グッと少なくなります。
勤務時間が長ければ長いほど、気にかかる案件も増えるものです。
職場がもっと快適にならないかを考えてしまうのは、至極当然なことだからです。
アンチワーク=サイドFIRE?
アメリカで起こったアンチワーク運動は、サイドFIREの考え方に似ているのかなと感じます。
サイドFIREは「自分時間を多く確保し、心豊かな人生を歩む」といった考えです。
従来の長時間勤務からの脱却を訴えている点は、アンチワーク運動に近しいです。
サイドFIREは、「副業」「投資」「節約」の三本柱で暮らしをたてていきます。
- 節約⇒支出を抑える。
- 投資⇒運用益を得る。
- 副業⇒短時間勤務で+αの収入確保。

投資で利益を上げるにはそれなりの貯蓄が必要でしょ?

投資は少額からでも、コツコツ積立てることが重要です。

預金で資産を増やすのは、あまりにも非効率です。
アンチワーク運動では、収入を得る手段として自営業を営もうという考えもあります。
ただ自営業というと、簡単ではなくハードルが高くなってしまいます。
個人的には、従来からあるサイドFIREのほうがしっくり来ますね。
新規事業立ち上げで絶対に知っておきたい
5つのポイント

【働かない生き方】
「働かない」準備。
残念ながら、サイドFIREはすぐにできるものではありません。
地道な節約で貯蓄をし、投資を学ぶといった準備期間が必要です。
アンチワークにも自営業ならば、多くの資本と準備期間が必要になります。

さすがに「明日から働かない生き方をする」って訳にはいかないのね。

まずは節約と貯金から始めます。
地道な節約貯蓄・投資運用は、確実にサイドFIREへと導いてくれます。
「働かない」幸せ。
アンチワークを実践する人からは、
「こんなに幸福感を味わった事がない」といった声も聞かれるそうです。
さらにアンチワーク実践者は、
「嫌な仕事をしない様に努力する。」もしくは、
「自分の為の時間を確保する」事にもっと注力すべきだとも述べています。

「労働=生計の為」が当たり前でなくなるの?

「労働時間を減らそうよ。自分の時間を持とうよ。」との訴えが、アンチワーク運動の幹だと考えます。

日本人の【アンチワーク】生活。
上述したアンチワークやサイドFIREについては、
家庭を持っている方は家族の理解が必要になってきます。
筆者は以前、テレビで以下の様なご家族を見ました↓
それはご夫婦と子供2人の4人家族のドキュメント番組でした。
ご夫婦は田舎にお手軽な金額で、お家と小さな畑を買います。
そこで野菜等を作り自給自足の生活をしています。
ただやはり、社会保険料等の必要最低限の現金は必要になるので、
週に数回、ご夫婦で加工食品工場のパートタイムの仕事に出かけます。
ご主人はこの暮らしをする前は、都会で一般的な会社員でした。
しかし仕事で精神的にいっぱいいっぱいになり、心を病んでしまいます。
その事を意を決して奥様に相談したところ、ご夫婦は今のこの生活を選んだそうです。

ご主人の精神面は徐々に回復していきました。
今では元の明るいご主人に戻ったそうです。
会社員時代の会社への忠誠心や出世競争、上司への媚びへつらい等が、
本当にバカバカらしく感じられるとご夫婦は語ります。
日中の畑仕事は苦労もあります。
でも自分たちの食べる分ぐらいなので、そんなにあくせく働きません。
子供達も遊びの延長で手伝ったりしてくれてます。
それがとっても良いコミュニケーションにもなります。
夕方には近所の丘の上で夕陽の中、ご主人が楽器を奏でます。
子供たちはご夫婦の周りを歌ったり走り回ったりしています。
まさに幸せ家族そのものでした。
子供たちは大自然の中でとても楽しそうです(ただ、学校への登校は遠く大変そうです)。
家族の結束力が非常に感じられました。
そして最後に、この暮らしを選んだご主人が言いました。
「どうしても嫌で辛いならば逃げればいいんです」と。
さらに、「僕は子供にも教えます。我慢なんかしなくていい。嫌なら逃げればいい」と。
まとめ。
- アメリカで「アンチワーク運動」が席巻している。
- 仕事への嫌悪感・拘束時間への疑問への気づき。
- 所詮、労働は嫌なもの。自分時間の確保が優先。
- 「あくせく働かない」生き方には、準備が必要。
- 「嫌なら辞めればいい」。誰も強制など出来ません。
最後までお読みいただき有難うございました。

最後までお読み頂きありがとうございました。


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