みなさん、こんにちは。ご訪問ありがとうございます。
ガス代がジワリジワリと値上がりしています。
ガス代の請求書を見て、「先月そんなに使ったっけ?」と感じた人も多いことでしょう。

食費の節約のために自炊してるから、ガス代が上がったのかなぁ?

自炊が多くなると、ガスの使用頻度が上がるのは仕方ないですね。

ただ、少しの工夫でガス代を節約する方法はあります。
ガス代節約の為に、自炊を辞めてしまっては本末転倒です。
自炊は経済的にも健康的にも、とても良いことです。
今回の記事は、ガスコンロにおけるガス代節約術について書いてみました。
ガスコンロの正しい使用方法の把握で、ガス代を抑えることができます。
ガス代は光熱費の中でも、ひと工夫すれば節約しやすい費用です。
料理で行う火加減に関して、勘違いされている点も記述しております。
「サクッ」と読めるお得な節約方法になっていますので、ぜひ最後までお付き合い下さい。


【ガスコンロ】ガス代の節約術。
【効率の良い火加減】で節約。

IHクッキングヒーターも人気があるようですが、まだまだキッチンの主流はガスコンロです。

IHクッキングヒーターの普及率は約25%弱となっています。
ガスコンロで湯を沸かす時、何の疑いもなく強火で沸かしてないでしょうか?
確かに早さだけを重視するのならば、沸騰するのは強火が一番早いです。
でも実は、中火と強火では沸騰する時間の大差はありません。
強火は中火よりもガスを多く使うので、中火のほうがガス代としては安く済みます。
いち早く沸騰させたい気持ちは、重々分かります。
しかし日々の習慣として中火を活用することは、ガス代節約の簡単な方法です。

いつもガスコンロを使う時は、つまみを全開していたわ。

ガス代節約には、「つまみ全開」が大きな落とし穴になります。
さらに強火の浪費に関して、鍋底からハミ出ている炎は無駄な火となります。
小さめの鍋で水を沸かす場合、つまみを全開にすると鍋底から炎がハミ出ていることが多いです。

鍋底に当たっていない炎は、無駄な火です。

鍋底じゃなくて、空気を熱してるってことね。
それでは逆に、弱火でコトコトと沸騰させれば、さらなる節約になるのでしょうか?
答えはNOです。
弱火では沸騰するまでに、強火の4倍以上もの時間を要するのです。
弱火で沸騰させるのは、ガス代としては最も高くなります。

中火が一番経済的だということなのね。

ガスコンロの強火や弱火について、勘違いしている人が多いかと思いますので、次項でご説明いたします。
ガスコンロの火加減の勘違い。
料理のレシピを参考にする時、調理方法に必ず「強火で」や「弱火で」等の火加減が書かれています。
「強火」はガスコンロのつまみを全開にした状態。と勘違いされている方が多いと思われます。
しかし強火というのは、ガスコンロから出る火が鍋の底全体に当たっている状態を言います。

闇雲につまみを全開にすればいいという訳じゃないのね。

つまみの加減ではなく、ガスコンロの火と鍋底の関係が大切になります。
レシピで「強火で調理」と書いてある場合、小さめの鍋でガスコンロのつまみを全開にすると、鍋底からハミ出てしまい、火加減としては強すぎてしまいます。
つまり、ガスコンロのつまみ加減で強火~弱火を決めるのではなく、鍋底の火の当たり具合で強火~弱火を決めなければいけません。
家で本格的に中華鍋でチャーハンを作ろうとしても、仕上がりにべちゃべちゃ感があるのは、大きい中華鍋では強火にしても鍋底全体に火が当たっていないからです。
- 強火…ガスコンロからの火が鍋底全体に当たっている状態。
- 中火…ガスコンロからの火の先が鍋底に当たっている状態。
- 弱火…ガスコンロからの火が鍋底に当たっておらず、火の先がガス穴と鍋底の間にある状態。
- とろ火…弱火より火加減は弱く、火がギリギリ着いているような状態。
正しく火加減を知る事が、ガス代の節約に大きく寄与します。
【少しの工夫】でガス代節約。

電子レンジの利用。
ガスの火で固めの野菜(人参やジャガイモ等)を柔らかくするのには、それなりに時間がかかります。
しかし、電子レンジであらかじめ柔らかくしておくことで、ガスで煮る時間が減り経済的です。
さらに野菜は、電子レンジの方が茹でるよりも栄養分が損なわれにくいので、健康面でもお得です。

人参をレンジでチンすると、甘い温野菜となっておススメですよ。

ブロッコリーもお湯で茹でるより、レンジでチンした方がお手軽で、栄養も摂れるのよね。
他にも筆者は、電子レンジで目玉焼きを作ります。
お椀型の器に卵を割り、水をスプーン1杯分入れてラップします。
そして、電子レンジの500Wで約1分間チンすると出来上がりです。(慣れるまで短めの時間でチンして下さい。)
チンする時間を調節して「固め」、「柔らかめ」の目玉焼きを作れます。
※チンしすぎたり、水が少ないと、少し破裂する時があります。
蓋の利用で節約。
水を沸かす時、鍋に蓋をすることは、ぜひ習慣化したいガス代の節約方法です。
水を沸かす時には蓋をすることでエネルギー効率が良くなり、短時間で水が沸騰します。
また、蓋をすることでお部屋に余計な水分が飛ばないので、湿度を嫌う住環境にも一役買います。

蓋はサイズさえ合えば、簡易な物で結構です。

百円ショップにも鍋用の蓋があるわね。
【少しの手間】でガス代節約。

鍋についている水分を拭きとる。
鍋についている水滴を拭きとってから火にかけることで、ガス代節約になります。
鍋についている水分を飛ばす為に、余計なガス代がかかっているからです。
やや面倒臭いですが、こういう小さな事の習慣化がガス代節約に一役買います。

鍋まわりをサッと拭くだけですので、癖にしたいものです。
ガスコンロのバーナーを掃除する。
みなさん定期的に、ガスコンロのお掃除をしていると思われます。
しかし、バーナーの火の出る穴を掃除している人は、少ないのではないでしょうか。
鍋の吹きこぼれ等でバーナーの穴に汚れが付着し、それが穴に固まってガスの出を塞ぐと火力に影響が出ます。

半年に一回程のバーナーのお掃除が、長期的なガス代節約につながります。
バーナーの穴を爪楊枝や竹串などの先の尖ったものでこすってみましょう。
まとめ。
- お湯を沸かす時は、強火より中火のほうがガス代節約になる。
- 強火~弱火等の火加減は、鍋底に当たる火の状態で判断する。
- 電子レンジの活用が、ガス代の節約に有効である。
- 水を沸かす時、鍋に蓋をすることはガス代節約の為に習慣化しておく。
- 節約は、自身の中で不快にならずに出来る範囲で行います。
物価高の今だからこそ、こういった節約を習慣化しておくことが大切かと思います。
今回の記事では、たいして時間も労力も掛からない節約方法を紹介しました。
ただ、節約が修行の様になっては、続けることが困難になります。
ご自身に合いそうな節約方法を選択して、無理のない範囲でお試し下さい。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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