みなさん、こんにちは。ご訪問ありがとうございます。
モノの値段が高くなってきました。
今、欧米を悩ませているインフレ(物価高)の波が日本にも押し寄せています。
物価の優等生とされる卵は、今年1月に140円(Mサイズの価格相場)でした。
しかし、7月末には200円まで値上がりしています。

ジワリジワリと家計を圧迫するわね。

僕たちも何らかの防衛策を考えなければなりません。
当然、「少しでも節約を」と考えますが、節約は庶民だけがするものではありません。
近頃は、某有名人や富裕層からも「お金の使い方」の発信をよく見かけます。
そういう発信でよく見られるのは「コンビニで買い物はしない」と「自販機で飲料水は買わない」等です。
これらは、節約の基本中の基本です。
節約を意識されている人にとっては、おなじみのフレーズだと思われます。
ただ、収入や貯蓄が莫大にありそうな人達も、勿体ない買い方はしないのだなと感心させられました。

僕もコンビニや自販機で買うことはありません。

今はスーパーだけでなく、ドラッグストアでもお買い得品がよく売っているもんね。
全く同じモノでも店によっては、販売価格はバラバラです。
ある人が「買い物は戦いだ」とおっしゃっていたのを思い出します。
他店より高い価格で買ってしまうことは「戦いに負けた」という発想です。

ただ、労力と時間も考慮しないと「負け」になりかねません。

安い品を追い求めて、遠すぎるスーパーへ買い出しに行くのは愚策よね。
支出を少しでも抑えることは、自身の資産形成に大きく影響します。
高収入者であっても「買い物に負けて」ばかりでは、効率よく資産は築けません。
今回の記事では、低収入な筆者の家計支出表【6月度】を公開してみました。
買い物で損しない考え方にも言及しています。
ぜひ最後までお付き合い下さい。


40代単身【生活費】公開【6月度】
6月の生活費(支出表)がこちら↓
費目 | 支出額 | 前月支出 |
住居 | 1万5220 | 6万720 |
電気 | 2243 | 2150 |
ガス | 1712 | 1884 |
水道 | 1584 | 1584 |
ネット通信 | 3646 | 3646 |
携帯電話 | 581 | 580 |
食材 | 約2万 | 約2万 |
日用品 | 0 | 980 |
交通 | 2630 | 4797 |
医療 | 2260 | 1566 |
娯楽 | 2706 | 1万2100 |
交際 | 0 | 2100 |
雑費 | 約4000 | 約4,000 |
合計 | 5万6582 | 11万6107 |
今月は税金(固定資産税等)の支払いがなくなったので、通常の月に戻ります。
前月の半分以下の支出となりました。
筆者の職場での休日が少なく、買い物時間がなかなか取れない月でした。
食材等の必要最低限のものぐらいしか買えませんでした。

こういった仕事と家の往復しかしていない月が、貯蓄に貢献したりします。

たまにならいいけど…。
日用品は、普段からまとめ買いしています。
今月、日用品はストック分で用が足りました。

食品以外は、ハンディファンを2個買ったぐらいです(娯楽費で計上)

ホントに全く使わないわね。


買い物で損しない【卵の勘違い】。

赤茶色の卵への勘違い。
スーパー等の卵売り場で、白い卵と一緒に赤茶卵がよく売られています。
両方が同じ値段ならば、お好みで選んでも差し支えないでしょう。
しかし赤茶卵のほうが割高の場合、栄養価が高そうとの思い込みで購入するのは辞めた方が良さそうです。

白い卵と赤茶卵に、味や栄養価の違いはありません。

卵の色は、親鶏の羽毛の色で決まるだけです。
赤茶卵のほうが割高の場合が多いのは、赤茶羽毛の鶏のほうが飼育費用が掛かるからです。

赤茶羽毛の鶏は白羽毛の鶏よりも大柄で、餌代が余計に掛かるそうです。
昔に比べると、白い卵も赤茶卵も同じ価格で販売している所が多くはなってきました。
ただ、サイズが赤茶卵のほうが小さめならば、迷わず白い卵の方を選びましょう。
有精卵への勘違い。
有精卵とは受精した卵のことです。
有精卵は温めると、ヒヨコが生まれる可能性を秘めています。
逆に無精卵は受精していない卵ですので、ヒヨコが孵ることはありません。

スーパー等で売られている卵は、大体が無精卵よね。

有精卵はたまに見かけますが、大量には陳列されませんね。
有精卵は、自然食品やデパ地下で販売しているのがよく見受けられます。
ただ、有精卵と明示する為にはきちんとした定義に則らなければなりません。
さらに無精卵に比べると、生産コストも掛かってしまいます。
有精卵は手間も経費も掛かるので、どうしても価格を高くしなければ成り立たないのです。

有精卵は温めればヒヨコが産まれるって、特別な卵って感じよね。

しかし有精卵と無精卵では、味も栄養価もほぼ違いはありません。
さらに言えば、有精卵は無精卵と比較すると日持ちがしないとされています。
受精しているので20度以上の環境下ですと、細胞分裂が起こり、品質が劣化するそうです。
その買い方、損していませんか?

スーパーによっては、卵の特売日を設けている所があります。
「1,000円以上お買い上げで、通常200円の卵1パックが130円で購入できます」の特売を見た事はありませんか?

通常200円の卵が、130円で買えるなら70円も得するわ。

しかし1000円以上の買い物をしなければならないのが、この特売のミソですね。
この場合、普通に必要な物を買って、楽々1000円以上になれば何の問題もありません。
ただ、購入金額が1000円未満の時、特売の卵が欲しいばかりに余計な物まで買ってはいませんか?

だけど、後々いる物だからいいのよ。

その日に必要な物は1000円未満だった訳で、追加で買った物は買わないでよかった場合が多いものです。
1000円以上とする為に、200円分追加で買い物すると「70円を節約する為に200円を使った」という事になります。
他の同様な例で言うと、ネット通販で「〇〇円以上で配送料無料」というシステムがあります。
配送料無料にしたくて、余分な物を追加で買ってしまった経験はないでしょうか?
追加で買った物が、全て無駄だというのではありません。
今、本当に必要なのかと一旦検討する癖をつけるのが大切だということです。

「買い物は戦い」です。冷静な判断をしなくては負けてしまいます。
あまりにも「得をしたい」と思い過ぎると、判断を見誤ってしまいます。
そして結局は「損をしていた」ということになりかねません。
そういう場合は「損していた」ことを気づかないままでいることが多いものです。
まとめ。
- 物価高の時こそ、支出の見直しが有効である。
- 「買い物は戦い」である。
- 白い卵と赤茶卵では、味や栄養価の違いはない。
- 有精卵と無精卵でも、味や栄養価の違いはない。
- 「得をしたい」と強く思いすぎると、冷静な判断ができなくなる。
インフレに突入するであろう時代、生活の支出を見直すのは最重要課題です。
そして、支出の中でも食費は外せない費目であります。
そういう意味でも、食品・食材の知識は一生の宝物と筆者は考えます。
単なる豆知識とバカには出来ない知識です。
「知る」と「知らない」とでは自身の資産形成にも直結していると言えます。
みなさまにも、”食”の知識には興味を持っていただければなと思います。
お互い、物価高に負けずに”知恵”と”知識”で乗り切りましょう。
最後までお読みいただき有難うございました。
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