こんにちは。ご訪問ありがとうございます。
投資運用をされている人にとって、8月は一喜一憂した月になったのではないでしょうか。
8月、アメリカのS&P500指数は、月の中旬頃までは上げ基調でした。
株式市場もインフレはピークアウトしたとの憶測が広がります。

株価がまた以前の様に、絶好調になるんじゃないかと期待したわよ。

残念ながら、今のアメリカは株価上昇よりもインフレ退治が最重要課題になっています。
好調な株式市場は、8月下旬に行われた重要会議(ジャクソンホール会議)で一変します。
アメリカはインフレ抑制の為に、利上げを継続させる考えを示します。
そして利上げ等の金融政策によって、企業や家計はある程度の痛みを伴うだろうとも発します。

「家計もダメージを受けます」ってはっきり言うのね。

それ程インフレ抑制に必死なんです。

今の高インフレを抑えないと、後々にさらに困窮する状態になるからです。

ジャクソンホール会議の発言以降、景気悪化の懸念が急速に高まりました。
「ダウ」指数は今年3番目の下げ幅となり、30銘柄全て下落しました。
「ナスダック」指数も約4%と大きく下落します。
みんなが気になる「S&P500]は3.37%も下落しました。

株価はジャクソンホール会議以降、数日連続して下落します。

下落が数日も続くと、不安になるわ。
投資を始めると、今まで気にもしなかった経済ニュースにとても関心を持ちます。
良いニュースも悪いニュースも自分の資産状況に影響するからです。

悪いニュースで自身の資産が減っても、一時的なものと割り切ります。

株価が下がり「安値で買えるぞ」と買い時を探ります。
今回の記事は、米国のインデックス投資にフルスロットルの筆者の投資成績を公開しています。

個別の会社を選ぶ眼力も時間もないので、個別株投資はしていません。
インデックス投資では、資産が短期間で大きく膨らむことはありません。
しかし、リスクは極めて小さい投資運用です。
優良な投資信託ならば、長期保有することで高確率に資産を大きく増やせます。
筆者の保有している「手間なし投資信託」が、どれ程の資産形成をしたかをご覧下さい。


投資資産公開。【2022年8月度】
8月の投資行動。
今年の低迷気味な株式市場も、8月に底を脱したと感じた人は多かったと思います。

僕も一瞬、これでまた上昇気流かなと感じました。
ただ、インフレ抑制は容易くないとの認識はあったので、8月の上昇ムードは懐疑的でもありました。
そして株式市場の楽観ムードに釘を刺すように、パウエル議長の発言があります。
パウエル議長の講演により、市場は一気に冷え込んでいきました。

株価が下げれば、買い増しのチャンスよね。

しかしここで、ドル円相場が大きく動き始めます。
円安が急激に進み、とうとう1ドル140円台を突破しました。
S&P500やナスダックの指数は下落しても、円安が基準価額を押し上げます。
8月は買い場という状況ではありませんでした。
今月は3つの証券会社で自動設定している「積立て投資」で終わりました。
楽天・SBI・マネックス証券でそれぞれ5万円、計15万円分を積立てしました。
「月々の積立てを行い、株価の動向でスポット買いをする」という基本路線を全うした8月になります。
投資資産と評価額。
8月の投資資産と投資信託の評価損益がこちら↓
証券会社 | 投資資産 | 評価損益 |
楽天 | 400万 | +32万3千 |
上記の前月比 | +6万5千 | +2千 |
SBI | 302万7千 | +27万7千 |
上記の前月比 | +7万2千 | +2万2千 |
マネックス | 26万 | +1万 |
上記の前月比 | +5万 | 同等 |
合計 | 728万7千 | +61万 |
合計の前月比 | +18万7千 | +2万4千 |
今月から買付可能資金(銀行預金)は省略しました。
純粋に、保有してある投資資産だけにしてあります。
投資資産だけの運用成績なので、分かり易くなったと思います。

資産は3つの証券ともに微増ってとこね。

ただ、銀行の定期預金よりは断然良い成績です。
各証券会社での資産割合がこちら↓

投資資産の推移。
投資資産と評価損益の推移がこちら↓
1月 | 2月 | 3月 | |
投資資産 | 135万3千 | 463万 | 564万1千 |
評価損益 | +11万 | +23万7千 | +53万4千 |
4月 | 5月 | 6月 | |
投資資産 | 559万8千 | 648万8千 | 671万 |
評価損益 | +41万9千 | +55万9千 | +33万2千 |
7月 | 8月 | |
投資資産 | 709万9千 | 728万8千 |
評価損益 | +57万2千 | +61万 |
8月の株価は振るわないわりに、円安の影響で資産は増えています。
投資を始めた当初は、為替の動きは落ち着いていました。
為替については、そんなに気にならなかったものです。

1年半前までは1ドル103円だったのです。

それが今や、140円を突破して145円を窺ってるもんね。
投資資産の推移グラフがこちら↓

先月7月が好調な分、やはり8月は微増というのがはっきり分かります。
評価損益がこちら↓

もっと下がるかと思ってましたが、損益はそれなりに優秀でした。
銘柄運用成績(各証券会社別)。
銘柄成績(楽天証券)。
楽天証券での運用成績がこちら↓
銘柄 | 時価評価額 | 評価損益 | 損益率 |
eMAXIS Slim S&P500 | 147万1千 | +14万3千 | 10.76 |
上記の前月比 | +2万7千 | +1万1千 | |
eMAXIS Slim 全世界株 | 176万8千 | +11万8千 | 7.15 |
上記の前月比 | +1千 | +1千 | |
eMAXIS Slim S&P500 NISA口座 | 28万8千 | +3万1千 | 12.06 |
上記の前月比 | +1万2千 | +2千 | |
eMAXIS Slim 全世界株 NISA口座 | 47万2千 | +2万9千 | 6.54 |
上記の前月比 | +2万3千 | 同等 | |
合計 | 399万9千 | +32万1千 | 8.72 |
上記の前月比 | +6万5千 | +1万4千 |
さすがの「eMAXIS Slim S&P500」も鈍い伸びになりました。
でも全体で8%超える損益率は立派かなと感じます。
銘柄成績(SBI証券)。
SBI証券での運用成績がこちら↓
銘柄 | 時価評価額 | 評価損益 | 損益率 |
eMAXIS Slim S&P500 | 233万7千 | +23万7千 | 11.28 |
上記の前月比 | +1万7千 | +1万7千 | |
SBI V S&P500 | 34万6千 | +2万1千 | 6.46 |
上記の前月比 | +2万7千 | +2千 | |
SBI V 全米株式 | 34万2千 | +1万7千 | 5.23 |
上記の前月比 | +2万7千 | +2千 | |
合計 | 302万5千 | +27万5千 | 10.0 |
上記の前月比 | +7万1千 | +2万1千 |
SBI Vシリーズも気が付けば、約35万円も積立てているのが驚きです。
投資は出来るだけ早くから行うことが、大切だと痛感します。
銘柄成績(マネックス証券)。
マネックス証券の運用成績がこちら↓
銘柄 | 時価評価額 | 評価損益 | 損益率 |
eMAXIS Slim S&P500 | 26万 | +1万 | 4.00 |
上記の前月比 | +5万 | 同等 |
銘柄別運用成績。
各銘柄での評価額と損益がこちら↓
銘柄 | 時価評価額 | 評価損益 | 損益率 |
eMAXIS Slim S&P500 | 435万7千 | +42万2千 | +10.74 |
eMAXIS Slim 全世界株 | 224万1千 | +14万7千 | +7.05 |
SBI V S&P500 | 34万6千 | +2万1千 | +6.73 |
SBI V 全米株式 | 34万2千 | +1万7千 | +5.5 |
保有銘柄 合計 | 728万6千 | +60万7千 | +9.14 |
一時期低迷していた全世界株が損益率7%と持ち直しました。
また徐々に右肩上がりになるのではないかと期待しています。
各銘柄の割合がこちら↓

最後に。
8月のお盆頃を境にして、株式市場は混迷を極めます。
筆者の運用成績も従来に比べて、見劣りするものとなってしまいました。
ただ、歴史的な円安の影響で、投資資産は微増で収まっています。
筆者は3つの証券会社でクレカ積立てを行っています。
クレカ積立てを行うとポイントが付与されるので、そのお得感も見逃せません。
ポイント付与率はマネックス証券が一番高く、還元率1.1%もあります↓

マネックス証券でクレカ積立てを始めると、最初に2000P貰えるキャンペーンがありました。
現在、もう4000P以上になっています。
SBI証券のクレカ積立てポイント付与率は還元率0.5%です↓

SBI証券は三井住友カードと紐づける事でVポイントが貰えます↑
こちらもいつの間にか14,750ポイントも貯まっています。
楽天証券のクレカ積立ても高還元率でしたが、来年からは0.5%になります。
※楽天キャッシュの使用で、従来通りの還元率が貰える方法もあります。
各証券会社のポイント還元システムは、ぜひ検討して欲しい制度です。
クレカ積立ては最初に自動設定さえすれば、毎月何もせずに購入できます。
気が付けば、ポイントがお小遣いレベルで貯まっているので、とてもおススメです。
以上、皆様の資産形成に少しでもお役に立てれば幸せに感じます。
最後までお読みいただき有難うございました。
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