みなさん、こんにちは。ご訪問ありがとうございます。
みなさん、資産形成は頑張っているでしょうか?
資産形成の方法が「貯蓄から投資へ」と言われて久しいです。
国も推奨しているこのフレーズは、2001年頃から使われ始めました。
最近ではネットで簡単に投資が出来るようになり、従来に比べ、投資が身近になっています。
しかし投資初心者にとっては、近頃の運用成績は大変厳しいものになっていると思われます。
アメリカのS&P500の指数も年初来から20%以上も下落しており、
投資を始めたことを後悔している人も多いのではないでしょうか。
S&P500指数の2022年推移がこちら↓

S&P500指数の2013年からのチャートがこちら↓


弱気相場での狼狽売りは避けたいところです。

投資は、長期的な視野で運用するのが王道です。

でも投資を始めたばっかりで、いきなり含み損を抱えるのは不安よね。
注目されていたアメリカの6月消費者物価指数が前年比9.1%と予想を上回り、約40年ぶりの高い水準となりました。
米国市場では、さらなる利上げが加速するとの見方が広まっています。
最近の経済ニュースでは、「何年ぶり」や「歴史的な数字」という言葉が散見されます。

それだけ、今の株式市場は難しい局面だと思われます。
今回の記事は、世界的なインフレ・景気後退・歴史的円安に影響を受けた筆者の6月の投資運用を公開してみました。
素人の個人投資家が、シンプル手法でどの様にお金を増やせるかの実体験を記事にしています。
皆様の資産形成の参考になれば励みになります。
どうぞ最後までお付き合い下さい。


投資方針と投資資産公開。【2022年6月度】
6月の投資方針
日米の金利差は埋まらず、為替は24年ぶりの円安ドル高で138円台に突入しました。
株価は下落していますが、歴史的な円安の為にお得感はなく、スポット買いも控えております。
この6月は、売買もできない身動きのとれない状態でした。

ひたすら静観する構えです。
アメリカのインフレ要因は、ガソリン等のエネルギー関連・家賃等の住居費・食品費とされています。
そして、この内のガソリンは1年前と比べ6割近く上昇している状況です。
ただ、アメリカのFRB(日本における日銀)はインフレを抑制する為に、かなり本気で取り組んでいるので期待したいところです。
現在、インフレと景気後退のスタグフレーションに陥るギリギリの所で、凌ぎを削っている時期であると感じています。
今はやはり、あまり動かずにいることが賢明のようです。
投資資産と投資信託評価額表。
それでは6月の投資資産と投資信託の評価損益を公開します。↓
証券会社 | 投資資産 | 評価損益 |
楽天 | 472万7469 | +18万4100 |
上記の前月比 | -15万8323 | -15万2614 |
SBI | 299万5803 | +14万5738 |
上記の前月比 | -7万1601 | -7万1601 |
マネックス | 84万4454 | +2516 |
上記の前月比 | +18万4354 | -3214 |
合計 | 856万7726 | +33万2354 |
合計の前月比 | -4万5570 | +22万7429 |
前月の5月と比較して、投資資産・評価損益ともにマイナスばかりでした。
評価損益的にはプラスになっていますが、資産としては大きく下落しました。
投資先の証券会社での資産割合がこちら↓

楽天証券の割合を減らしたいのですが、株安の為に売却も出来ずに前月と同じような割合です。
投資資産の推移。
投資資産と評価損益の推移がこちら↓
1月 | 2月 | 3月 | |
投資資産 | 712万3000 | 742万1000 | 815万9323 |
上記の前月比 | +15万2000 | +29万8000 | +73万8323 |
評価損益 | +11万602 | +23万7507 | +53万4338 |
4月 | 5月 | 6月 | |
投資資産 | 813万4973 | 861万3296 | 856万7726 |
上記の前月比 | -2万4350 | +47万8323 | -4万5570 |
評価損益 | +41万9210 | +55万9783 | +33万2364 |
先々月の4月以上の下落率となりました。
投資資産口座には本業の月給分が含まれているので、マイナスになると非常にへこみます。

何のために働いていたんだって(泣)

しかし投資は、ずっと順調であることはありません。辛い時期は必ず訪れます。
投資資産の推移グラフがこちら↓

投資の評価損益はこちら↓

評価損益も大幅に減りました。
各証券会社での銘柄運用成績。
楽天証券での各銘柄成績。
楽天証券での各銘柄の運用成績がこちら↓
銘柄 | 時価評価額 | 評価損益 | 損益率 |
eMAXIS Slim S&P500 毎月積立1万6667円 | 137万3789 | +7万9258 | 6.12 |
上記の前月比 | -3万3034 | -4万9701 | |
eMAXIS Slim 全世界株式 | 171万8293 | +6万8293 | 4.13 |
上記の前月比 | -7万7180 | -7万7180 | |
eMAXIS Slim S&P500 つみたてNISA 1万円 | 25万6302 | +1万9636 | 8.29 |
上記の前月比 | +1204 | -8796 | |
eMAXIS Slim 全世界株式 つみたてNISA 2万3333円 | 41万3583 | +1万6922 | 4.26 |
上記の前月比 | +6405 | +1万6928 | |
口座預金 | 96万5502 | ||
口座預金+投資資産 | 472万7469 | +18万4109 | |
上記の前月比 | -15万8323 | -15万2614 |
この厳しい相場状況で、損益率が4%以上を保っているので良しとします。
ただ、評価損益が前月の半分程になったのは辛いです。
SBI証券での各銘柄成績。
SBI証券での各銘柄成績がこちら↓
銘柄 | 時価評価額 | 評価損益 | 損益率 |
eMAXIS Slim S&P500 | 223万3941 | +13万3914 | 6.37 |
上記の前月比 | +24万6421 | -5万3564 | |
SBI V S&P500 毎月積立2万5000円 | 28万3023 | +8008 | 2.91 |
上記の前月比 | +1万6211 | -8792 | |
SBI V 全米株式 毎月積立2万5000円 | 27万8835 | +3816 | 1.38 |
上記の前月比 | +1万5763 | -9245 | |
口座預金 | 20万4 | ||
口座預金+投資資産 | 299万5803 | +14万5738 | |
上記の前月比 | -7万1601 | -7万1601 |
SBI Vシリーズの銘柄の利益率、が振るわない状態が続きます。
SBI V全米株式の利益率は1.38%でした。

そろそろ、違う銘柄を検討しています。
マネックス証券での各銘柄成績。
マネックス証券の各銘柄成績がこちら↓
銘柄 | 時価評価額 | 評価損益 | 損益率 |
eMAXIS Slim S&P500 毎月積立5万 | 15万2520 | +2516 | 1.67 |
上記の前月比 | +4万6787 | -3214 | |
口座預金 | 69万1934 | ||
口座預金+投資資産 | 84万4454 | +2516 | |
上記の前月比 | +18万4354 | -3214 |
マネックス証券で買い始めて3ヶ月が経ちました。
マネックス証券では、クレカ積立で1.1%のポイント還元があります。
積立の上限は5万円までですが、1.1%の還元もして経営的に成り立つのかが心配です。

楽天証券同様に、早々とポイント還元の改悪が行われない事を祈ります。
各銘柄の運用実績。
各銘柄での評価額と損益がこちら↓
銘柄 | 時価評価額 | 評価損益 | 損益率 |
eMAXIS Slim S&P500 | 401万6552 | +23万5324 | +5.61 |
上記の前月比 | +26万1378 | -11万5275 | |
eMAXIS Slim 全世界株式 | 213万1876 | +8万5215 | +4.19 |
上記の前月比 | -7万775 | -9万4108 | |
SBI V S&P500 | 28万3023 | +8008 | +2.91 |
上記の前月比 | +1万6211 | -8792 | |
SBI V 全米株式 | 27万8835 | +3816 | +1.38 |
上記の前月比 | +1万5763 | -9245 | |
証券口座預金 | 185万7440 | ||
保有銘柄 合計 | 856万7726 | +33万2363 | +4.03 |
前月と比べ、筆者の月給分以上が溶けました。
各銘柄割合の円グラフがこちら↓

今後の投資展望。

これから年末までの下半期は、アメリカの高インフレが収まるかどうかに注目が集まっています。
冒頭でアメリカのガソリン価格高騰について書きましたが、7月のガソリン価格は下がってきています。
それに伴い、来月8月発表の7月消費者物価指数は、下がるのではないかと言われており、物価指数の高水準は今回6月がピークではないかともされています。
6月のアメリカ消費者物価指数は、市場予想よりも下回ったわりには株価の下がり具合は限定的でした。
投資をする身としては、経済の動向を見る事はとても大切で勉強にもなります。
しかし、次から次へと発表される経済指数に一喜一憂せず、長期的な投資運用を続けていく事が基本です。
インデックス投資の場合は、個別株投資と比べても待つという事が重要です。
世界経済の成長は、紆余曲折が多少ありながらも成長し続けていくのが常です。
そのことを頭に入れ、投資の世界から決して退場しない様にすることが肝要です。
最後までお付き合い下さり有難うございました。
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