みなさん、こんにちは、ご訪問ありがとうございます。
求職活動中のほとんどの人は、以下の決意をしていませんか?↓
「次の転職先を人生最後の会社としよう」と。
入社後も「この会社で骨を埋めよう」と必死に新しい職場で努力します。
しかしその決意も、3ヶ月、半年経つと徐々に変化していきます。

入社時の最初の意気込みは、どこへやら?

転職でとても苦労したのに。

結局また、求人情報をチェックする日々に逆戻りです。
転職経験が多い筆者の経験上、入社後1年は仕事を辞めたくなる最初の時期です。
今回の記事は筆者の経験をもとに、
「なぜ、入社1年過ぎで辞めたくなるのか?」
「入社直後の頑張ろうという気持ちが薄れてしまうのはどうしてか?」を書いてみました。
そしてそれについての対処・気持ちの入れ替え方法も記しています。
今現在、仕事を辞めようかと考えてる人にとっても参考の一助になるかと思います。
どうぞ最後までお付き合い下さい。


入社3年で3人に1人が退職。

新卒入社でのデータでは、入社3年目で約3割が退職する傾向にあります。
入社1年で退職する割合が一番高く、2年、3年と割合は少なくなっていきます。
この傾向は30年前からあまり変わりません。
昔に比べると、労働環境は大きく改善していると考えられます。
離職率の傾向に変化がないという事は働く人の心境の方に原因があるのでしょう。

入社1年の仕事に対する気持ちについては、数多く経験してきました。

それも色々な業種でね。あまり人に言える事じゃないけど。
なぜ、入社1年で辞めたくなるのか?
1.仕事に飽きた。
入社1年では完全に仕事を把握し切れない職業もあります。
しかしある程度は、仕事も落ち着いていると思われます。
そこで来る日も来る日も、同じ事の繰り返しでは段々と飽きてしまいます。
「飽きる=つまらない、苦痛」が日増しに増幅していきます。
そして仕事に行くのが億劫になっていくのです。

「今日もいつものあの作業」って考えると、憂鬱になるのよね。

自分はもっと何か出来るんではないかと考え始めます。
何か新しい刺激を求めるようになるのが、入社1年の時期なのかもしれません。
でもそれは、自身の周辺の環境が安定してきたという事でもあります。
飽きは平和な状態だと喜ばしく感じましょう。
2.「次のステップ」がプレッシャー。

基本の仕事を覚えると、もう一段レベルの高い業務を任されるようになります。
例えば、職場内だけで切り盛りしておけば良かった業務から、
「次のステップ」として職場外の関係者との取引を任せられるといった場合です。
責任ある仕事に任用されて粋に感じる人もいれば、プレッシャーで押しつぶされそうな人もいます。

僕は完全に後者です。プレッシャーをとても感じます。

そして、辞めていくのよね…。
自身が新人の頃に、責任ある仕事をしている先輩スタッフの姿を見て、
「ああいう仕事は自分には無理だな」と感じる事が多々あります。
責任ある仕事をしなくてはならないのが、入社して1年の時期なのかもしれません。
しかし入社直後は、もっと緊張感とプレッシャーは感じていたはずです。
その時に比べれば、大した事ではないと感じれば乗り切れるでしょう。
3.仕事量が増えてきた。
仕事量は入社して間もなくの頃と比べて、段々と増えていきます。
会社側や上司が、新人の内は焦らず仕事を覚えていって欲しいと配慮しているからです。
しかし当人は、そのゆったりスケジュールを当たり前に感じます。
そして仕事量が増えるのを不満に思ってしまいます。

どんどん仕事増やされて。もうやってられないわよ!

違うよ。それが普通の仕事量だよ。みんなと一緒だよ。
会社や上司は、この辺りの説明やコミュニケーションをしっかり行う必要があります。
自身が一人前だと評価された嬉しい出来事なのです。
他のスタッフよりも仕事量が少ないままのほうが辛いものです。
4.仕事のやり方が変わった。
入社して1年過ぎになると、最初に教えてもらった仕事のやり方が変わる事があります。
そしてそれは、最初に教えてもらった方法より手間がかかる事がほとんどです。
よくあるケースとして、安全上の問題が発覚し、その仕事をする為にルールが出来る事があります。
しかしそのルールは、現場サイドでは謎ルールだったりします。
以前、筆者がいた職場では、
重い荷物を持ち上げる時に腰を痛めたスタッフがいました。
その時できたルールが、
「荷物を持ち上げる前に、腰のストレッチ体操をしてから持ち上げる」といったものでした。

荷物を持ち上げる直前に体操するの?(笑)

誰もしてませんでしたけどね。
会社への不信感が段々とストレスになり、辞めたくなるのが入社1年頃なのかもしれません。
しかしそういう時は、以前の仕事方法は忘れ去るのに限ります。
新しい仕事として捉えて、心機一転できるはずです。

5.職場の人間関係が我慢の限界。
退職理由の上位に常にあるのが職場の人間関係です。
上司・同僚・先輩後輩との人間関係に、多少なりとも悩んでいる人が大多数なのではないでしょうか?
逆に全く悩んでいない人は、それはそれで問題ありかと心配するぐらいです。

辞めたら、この顔も見なくていいなと思う上司もいました。

職場にはどうしても合わない人がいるのよね。
入社1年経って、自分とは合わない人とまだ何年も過ごさなければならないと考えた時、もう限界と感じるのかもしれません。
しかし職場には、別人格同士が混在しているのです。
たまの衝突は当然と割り切ると、合わない人とも良い距離感で付き合えるでしょう。
入社1年の壁への心構え。
筆者は1年過ぎで辞めた会社もあれば、3年、5年以上続いた会社もあります。
入社1年経った時の働いている人の心境はとても理解できます。
上記で述べた「1年過ぎ頃から辞めたくなる理由」の対策について、
総じて言える事は「初心忘るべからず」だと感じています。
求人応募して面接当時は、「何でもやります。何でもやらせて下さい。」という精神で臨んでいたかと思われます。
それは全然嘘ではないはずです。
筆者も心の底からそう思って面接に臨んでいます。

なんとかこの職場で頑張りたい。1から始めたいと希望しました。

特殊な事情がない限り、1年で辞めるつもりの人なんていないもんね。
しかし、段々と心境の変化が表れます。
この心境の変化に対抗して、こちらも心の持ちようを変える必要があります。
入社当時の緊張しながら通勤していた毎日の事を思い出します。
必死に覚えようとした仕事、
全く馴染みのないの人達との交流、
家に帰っても頭から仕事の嫌さがこびりついていた、
そんな日々を思い返します。

入社初日の前夜は、緊張でほとんど眠れません。

毎日、朝を迎えるのが怖かったわ。
まとめ。
以上、いかがだったでしょうか?
入社1年頃の辞めたくなる思いを打ち消す対処の気持ちを記しました。
しかし辞めたくなる波はまた訪れます。
その時、偶然目にした求人情報に興味をそそる求人があったりすると、転職へと舵を取るかもしれません。

僕はそういったケースが多かったように感じます。

そうやって転職回数が増えていったのね。
辞めたくなる波が来た時にそれを打ち消して同じ会社で働く方、
波に乗ってそのまま退職する方、
それぞれ波の対応の仕方は違います。
自分自身に向き合うチャンスでもありますので、じっくり考えてみるのも良いかもしれません。
最後までお読みいただき有難うございました。

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