【便所飯】を初体験。派遣バイトの悲しい現実と職場環境の改善方法。 

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私、「もちたけ」@mothitakeは非正規雇用として転職退職を幾度と繰り返しながらも、「節約の習慣化」・「シンプル投資手法」でサイドFIRE目前まで来た「ミドル世代独身男性」です。プロフィール詳細

筆者は転職回数がとても多いです。

いつも毎回、「この職場で骨を埋めよう。」あるいは、

「ここが最後の職場としよう。」という気持ちで転職しています。

しかし最初の意気込みもどこ吹く風で、また求人情報に頼ってしまいます。

もちたけ
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駅などに置いてある求人誌は毎週欠かさず読みます。

もちひめ
もちひめ

ステキな愛読書ね。

今回の記事は、筆者が約半年間働いた洋菓子工場の包装部門での経験を書いてみました。

こちらは派遣アルバイトとして勤務した工場です。

まだ派遣というものにあまり知識がなく選んだ求人でした。

この体験談を一つの例としてご覧になり、派遣アルバイトの待遇食品工場の雰囲気を感じて頂ければ、転職する際の一助になろうかと思います。

ぜひ、最後までお付き合い下さい。

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洋菓子メーカーの概要。

転職先の会社は、創業が50年以上ある歴史ある洋菓子工場です。

洋菓子の製造の他に、販売やレストラン・カフェの経営等の事業をしています。

従業員も500名以上在籍し、支社支店や工場も全国に散らばっている有名な洋菓子メーカーです。

筆者はこちらの直雇用ではなく、派遣会社を通じて出向していました。

いわゆるハケンというものです。

もちたけ
もちたけ

面接は派遣会社で行いました。

もちたけ
もちたけ

洋菓子工場へは、勤務初日に初めて行く事になります。

もちひめ
もちひめ

ちょっと不安ね。

職場の仕事内容。

筆者は洋菓子を包装する包装部門へ配属となりました。

こちらの会社は多くの直営店を持っており、各直営店から商品の包装依頼があります。

それらを約5~7名で手作業の包装・ラッピングをしていくというのが包装部門のお仕事になります。

もちひめ
もちひめ

手作業の包装なの?

もちたけ
もちたけ

各直営店ごとに包装紙や包装方法が違うんです。バレンタイン用やらクリスマス用やら各種各様あるので、機械でっていう訳にはいかないようです。

もちたけ
もちたけ

バレンタイン用やらクリスマス用やら各種各様あるので、機械でっていう訳にはいかないようです。

今、考えるとちょっと特殊な職場でした。

包装作業なので女性の方が多い印象ですが、こちらの職場は全員男性でした。

包装部門の責任者は50代頃の男性社員でした。

そしてその他の5名程は、直雇用のアルバイトです。

筆者ともう一人のA君(筆者と違う派遣会社)が派遣アルバイトというメンバーでした。

包装部門は、工場内の少し隔離された倉庫部屋のような所にあります。

そこでは、朝からずっとFMラジオが流れていました。

もちひめ
もちひめ

ラジオを聞きながらって大丈夫なの?

もちたけ
もちたけ

本社のお偉いさんが視察に来た時はラジオなしだったので、ホントはダメだったんでしょう。

約6名が畳2畳分ほどの大きな机の上を使って作業します。

随時、商品を包装していくというのが包装部門の仕事となります。

給与・休日等

週休2日制で1日9時間拘束の8時間勤務で残業はほぼありません。

給与は時給950円とあまり高くはなく、

交通費は1日500円まで支給です。

今なら絶対選ばないような待遇でした。

不満に感じてた事は、出退勤時に派遣会社に電話しなければいけなかった事です。

出勤時に「今から入ります。」や、

退勤時に「もう上りました。」の電話連絡を派遣会社にします。

もちひめ
もちひめ

地味に嫌ね。面倒クサイし。電話代はコッチ持ち?

もちたけ
もちたけ

電話代はこちら持ちです。

企業側が派遣会社を利用する理由

派遣会社を利用する理由
  1. コスト削減
  2. 人材確保
  3. 業務の効率化

中でもコスト削減が大きな理由になります。

求人を出す時の費用や手間、社会保険や給与計算の労務管理費も削減できます。

正社員を一人雇うコストは私たちが思う以上にかかります。

もちひめ
もちひめ

求人募集したり、面接したりと雇い入れ前後は大変だもんね。

もちたけ
もちたけ

そうです。派遣会社に丸投げした方が楽ですし、コスト面も助かります。

苦労して新しい人材を採用したけれど、すぐに辞めたりする事は多々あります。

企業側もそういったことが続くと、派遣会社にお任せしようという考えになるのだと思います。

派遣アルバイトは直雇用のアルバイトより職場環境に馴染みにくい

筆者はどちらかというと、コミュニケーション能力が高い方だと感じています。

しかし、この工場の職場環境には、なかなか馴染めませんでした。

包装部門は責任者の正社員が中心となって指示をし、作業が進んでいきます。

作業中は包装しながらみんなでおしゃべりするという環境です。

私はその会話には全く入れず、黙々と作業をします。

元々、入社時から自己紹介をする機会も設けられず、

仲良しグループの輪の中に放り込まれた感じでしたので、とても居心地が悪かったです。

仕事を教えてくれるのは、もう一人の派遣アルバイトA君でした。

A君はこの職場が長く、イジられキャラで少し会話の中にも入っていけてます。

もちたけ
もちたけ

責任者の社員は全く筆者には話しかけず、名前も呼んでもらえなかったです。

もちひめ
もちひめ

最初に輪の中に入れなくなると、中々挽回するのが難しくなっていくパターンね。

筆者がミスした際には、誰だー、こんなやり方したのはー!!」

「だから、新人が入ると嫌なんだよー!」と、

大きめの独り言を言っている直雇用のアルバイトの方もいました。

人生で初体験の一人便所飯

工場内にもう一人、筆者と同じ派遣会社から来てたB君って人がいました。

B君は包装部門ではなく、物流部門配属でした。

入社当時は、お昼は社員食堂でB君と一緒に食べていました。

しかしB君は、職場に馴染めずに早々と退職してしまいます。

筆者は一人で社員食堂は精神的にきついと感じ、

行き場を失ったので、便所の個室でパン等を食べていました

もちたけ
もちたけ

当時は便所飯という言葉は知りませんでした。今思うと辛い思い出です。

しかし、そこから徐々に人間関係を構築していくこととなります。

まずは違う派遣会社のアルバイトA君ととても仲良くなりました。

もちたけ
もちたけ

昼食もA君を一緒に食べるようになり、便所飯もなくなりました。

仕事が終わった後、工場近くの公園で長い時間話し、職場のグチに花を咲かせました。

意地悪な直雇用アルバイトの人には、「ワザと積極的に話しかける作戦」で打ち解けるようにもなりました。

そして最終的には、社員食堂で一緒にお昼を食べるような間柄になりました。

辞めた理由。

職場の人間関係は徐々に良くなりつつありましたが、下記の理由で退職する事となります↓

退職理由

派遣会社の待遇の悪さを理解していなかった。(社保なし、交通費一部支給等)

責任者の社員とのコミュニケーションが皆無。(結局、会話なし。名前も呼ばれる事なし。)

出勤退勤時の電話連絡が鬱陶しい。(結構話し込まれる。その分の通話料はこっち持ち。)

まとめ。

今回の転職失敗のまとめ
  • 食品工場の製造は過酷な所が多いが、包装部門は割りと楽でゆるい。
  • 派遣会社の待遇はあまり良くない所が多い
  • 派遣アルバイトは直雇用アルバイトよりも立場は下
  • 意地悪な先輩には「積極的に話しかける。質問する。」作戦が有効。

最後までお読みいただき有難うございました。

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